大型アップデートにより配布された宝珠を使って生産された馬たちがお盆前後には海外・WBCで溢れていた中で、そろそろ新しいグランドマスター(GM)も始まるため、せっせと殿堂馬づくりに勤しんでいることと存じます。
最近は、スカイターフであったり、プレミアトーナメントであったり、ウォッチするものが増えて大変になってきているモモマルですが、スカイターフ予選でこのまえ面白い現象を見つけました。
とスタホ3あたりでは言われていた時期もありましたが、どうやら少なくともスカイターフにおいてはパラメータの重要性はかなり高そうなことを裏付ける内容です。
スタホ4はパラメータが大事という点は公開生放送で岡林ディレクターもことあるごとに強調しています。
殿堂馬は枚数が全て、という人以外はぜひ読んでみてください。
目次
■スカイターフ予選における人気の振れ幅
まずは以下の画像をご確認ください。
注目すべきは一番下の圏外で終わってしまった馬(名前は隠しています)です。
1Rで1番人気を取りながら、2Rで9人気になっています。
もっとよく見ると、7Rと9Rで3人気を取り、10Rにいたっては最低人気の12人気となっています。
多少、獲得人気の振れ幅があることは皆さん、ご存じかと思いますが、ここまで振れ幅が大きいのはとても珍しく感じました。
1人気を取ったレースは何か特殊なスキルでも発動したのか、
それとも尖ったパラをしているのか。
大変興味をもったので、この馬のオーナーにコンタクトを取ったところ、快く取材に応じて頂けました。
■人気の振れ幅が大きかった馬はどんなスキル・パラを持っていたのか
同馬のオーナーからご提供いただいた適性パラメータを公開します。
特性は「快進撃」であり、おそらくスカイターフ予選には発動しないタイプのものです。
ちなみにスカイターフを勝った時点では右回りはC+だったそうです。
左回りもC+より一段階より上のため、弱点といえるレベルであり、コーナリング性能を要求されるコースだと苦しそうです。
ただ、道悪と遠征がA+はなかなかの強みをもっています。
また、坂もBと小回りもBであるため、距離適性の幅が広めである点を差し引いても、走る舞台を選びそうな馬ではあります。
■馬の性能とスカイターフ予選舞台を踏まえた考察
ここから考察していきます。
・人気を落としたレースの考察
最も人気を落としたのは中山 芝1200m(良)の10Rであり、
それにつぐ低評価だったのは、東京 ダート1400m 雨・重の2Rと
パリロンシャン 芝1000m(稍重)の5Rでした。
わかりやすいネガティブな点は、1600mまでという距離適性から外れたというところです。
ただ、それだけでは中山芝1200のほうがロンシャン1000よりも人気を落としている理由が見えません。
ここからは想像になりますが、右回りC+と坂B、小回りBそして、距離外しという4つの弱点がすべて該当するのが中山芝1200でもあります。
それに対して、直線のロンシャン1000mはコーナリング性能を求められない分、そこまでの人気ダウンにならなかった、という見方もできます。
人気を獲得したレースの考察
一方、1人気を獲得したのはラスベガス 芝2000m(重)、
3人気を獲得したのはサンモリッツ 雪1600m(不良)の7R、
メイダン ダート2000m(不良)の9Rでした。
右回りがC+、左回りがBというパラだと、コーナリングに大きな不安がある分、直線勝負のラスベガス2000がハマったと思われます。
また、上の3つはいずれも距離適性内の海外戦かつ道悪だったという共通点があります。
そう考えると、遠征A+と道悪A+が、ライバルに対する優位性として発揮された可能性が高いです。
とはいえ、ここでいう人気は、誰と同じ組になったか、によっても変わる相対的な評価であり、振れ幅があるのは仕方のない部分があります。
今回は、強い敵と当たった、という理由で説明のつかない振れ幅があったからこそ、このような考察をする機会に恵まれました。
ベースとなる馬の強さがなければ話にならない部分もありますが、パラメータを意識した馬づくりはスカイターフにおいてはかなり影響していることが分かると思います。
恐らく、プレミアトーナメントでもパラメータを意識した質の高い馬づくりによる差は出てくるのではないでしょうか。
当ブログではパラメータを意識した馬づくりに役立てる情報をこれからも発信していきたいと思います。
最後になりましたが、今回、取材にご協力いただいたmartin21さん、ありがとうございました。