血統配合理論解説 株券情報

新登場ネレイデと再販売フサイチパンドラ、どっちが買いなの??

6月29日は、先般紹介したSWBC5連ガチャに加え、新発売となる牝馬スターホースカードである「ネレイデ」、さらには1月に売り出された「フサイチパンドラ」がセールとして並びだしました。

 

ガチャに加え、SSR牝馬の特別セールも始まって、それぞれどっちを買うべきなのか悩んでいる人も多いと思います。

 

今回はそれぞれの株券の特長や使い道を解説します。

 

 

■ネレイデ(レイトンバルブメア族)

レイトンバルブメア族

堅実相手となるラインは、ノーザンダンサー系(鉄板)、サンデーサイレンス系、リファール系、タッチストン系、セントサイモン系、バードキャッチャー系、オルコックアラビアン系、ダーレーアラビアン系(非ニックス)、ノーザンテースト系(非ニックス)

エレメント構成(左上段から母母、父父、左下段から父母、母父)

LB族 BT系
PM族 BC系

→1933年のドイツ生まれで、凱旋門賞を連覇することになるコリーダの撃破を含む10戦無敗という伝説級の名牝馬。

パラメータ面では根性Sというのがポジティブですし、瞬発もAで右左のバランスも良いので、スタホ開発陣推奨というのはよくわかります。

また、ニックス面もえげつなく、父母ライン(BT系×LB族)だけでなく、二代前ライン(BT系×PM族、BC系×LB族)もニックスポイントが入るというアグネスラズベリもビックリの良い構成となっています。

 

さらに言うと、通常のSSR株券は2段階ランクアップのUR+(2500枚)で成長限界を迎えますが、ネレイデは3段階ランクアップのUR++(3000枚)まで成長します。

 

レイトンバルブメア族も良い系統なので、黙って1枚以上買っておくのが良いと思います(笑)。

 

 

■レイトンバルブメア族を軸にした血統コントロールイメージ

レイトンバルブメア族は、のちに紹介するバストラーメア族と同様に、逃げ馬ビルドやWBCダートビルドなどの特化型を組むには適していませんが、主流血統との相性の良さから使い勝手がよいのが特徴です。

 

サンデー系を絡めての汎用性が高いので、ビギナーがなんとなく使うのにも良いですし、本人の鉄板型の〆やすさやバイアリー軸での組み込みやすさを考えると血統廃人も使い込める奥行のある系統といえそうです。

 

 

レイトンバルブメア族を軸にする場合、相手となる牡馬の軸は

〇サンデーサイレンス系

〇ノーザンダンサー系(鉄板)

を中心に使うことになります。

この2種は数が多いので、堅実回しには困りません。

 

併用する牝馬の軸としては、

〇カミラ族(サンデー・ダンサー両方相性〇)

〇バートンバルブメア族(サンデー・ダンサー両方相性〇)

〇プロミス族(サンデーと相性〇)(その他共通の相性〇はバイアリーターク系、リファール系、セントサイモン系)

〇バストラーメア族(サンデーと相性〇)(その他共通の相性〇はタッチストン系)

この辺が併用しやすいですので、ビギナーにオススメです。

堅実グループを形成して、あまり考えこまずに配合回しができます。

 

始祖など株券がそろっているなら、

〇オールドボールドペグ族(サンデーと相性〇)(その他共通の相性〇はバイアリーターク系)

〇ミスアグネス族(ダンサーと相性〇)(その他共通の相性〇はバイアリーターク系、ノーザンテースト系)

〇マザーウェスタン族(その他共通の相性〇はバイアリーターク系、タッチストン系)

を併用してバイアリー軸を組んでいけます。

 

■フサイチパンドラ(バストラーメア族)

距離 1600m-2400m
A 右回り A
ダート C 左回り A
道悪 B 小回り B
A 遠征 B
体質 A 瞬発力 A
スタート A 勝負根性 A

 

バストラーメア族

堅実相手となるラインは、タッチストン系(鉄板)、ゴドルフィンバルブ系、サンデーサイレンス系、ヘイルトゥリーズン系、ナスルーラ系、ボールドルーラー系、グレイソヴリン系

エレメント構成(左上段から母母、父父、左下段から父母、母父)

BA族 SS系(HT)
BM族 ND系

 

→2003年生まれのカワカミプリンセスの同期であり、同馬の降着で繰り上がりエリザベス女王杯馬となる。

牝馬3冠馬であり現在G1 7勝馬のアーモンドアイの母としてのほうが有名でしょうか。

パラメータ面は、芝、右・左、根性・瞬発・坂と主要な適性がすべてAなのは優秀ですね。

血統面の特長は、父が「サンデーサイレンス」であるということ。

これは、サンデーサイレンスのインブリードを発生させるという点ではメリットとして働き、逆にサンデーの血を持つ馬とは近い位置で配合できないというデメリットにもなります。

 

この血統背景から何も考えずに投げ込める株券ではありませんが、インブリードを利用するならば使いどころが確実にある1枚と言えます。

 

■バストラーメア族を軸にした血統コントロールイメージ

先に述べたレイトンバルブメア族も十分にビギナーに推奨できる使いやすさがありますが、バストラーメア族はその上をいきます。

 

この系統のすごいところは、サンデーサイレンス系とヘイルトゥリーズン系、ナスルーラ系という数が豊富な系統と相性が良いので、相手に全く困らない点に加え、マキバオー株券でお馴染みのグレイソヴリンとも相性が良いので、ダート・左回り特化型を組むことができる点です。

 

また、ゴドル軸で血統を構築する場合はオールドボールドペグ族※と併用していたケースも多く、馴染みのある人も多いはずです。

※パンドラと同時にオールドボールドペグ族「アイリッシュダンス」の販売が開始

 

バストラーメア族を軸にする場合、相手となる牡馬ラインの軸は

〇サンデーサイレンス系

〇ヘイルトゥリーズン系

〇ナスルーラ系

〇グレイソヴリン系

のどれでも問題ありません。

この選びたい放題感がこの系統の魅力です。

 

 

併用する牝馬の軸としては、

〇フェアヘレン族(サンデーサイレンス系、ヘイルトゥリーズン系と相性〇)

〇カミラ族(サンデーサイレンス系、グレイソヴリン系と相性〇)(その他タッチストン族と共通で相性〇)

〇レイトンバルブメア族(サンデーサイレンス系と相性〇)(その他タッチストン族と共通で相性〇)

〇アンティシペイション族(ヘイルトゥリーズン系とナスルーラ系と相性〇)

〇オールドボールドペグ族(サンデーサイレンス系)(その他ゴドルフィンバルブ族と共通で相性〇)

などが挙げられます。

 

タッチストン系はいずれ解説記事を書こうと思っていますが、ダーレー系・バイアリー系の生態系、ダーレー系・ゴドル系の生態系、ゴドル系・バイアリー系の生態系を行き来できる貴重な系統です。

このタッチストン系と鉄板なのがバストラーメア族であり、タッチストン系はとにかく数が少ないのがネック。

鉄板の〆づらさは否めませんが、育成過程なら相手の選びやすさというメリットを最大限享受できそうです。

 

ネレイデとフサイチパンドラどっちが買いか、その答えは両方です。

どっちかに絞るというのは愚策なので、悪いことは言いませんから1枚ずつでも買っておきましょう。

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