いまさら聞けないスタホの基本

いまさら聞けないスタホの基本⑦(脚質)

このシリーズの更新は久々になりますね。

店舗に置かれているスタホ4プレイガイド冊子では書ききれていないプレイヤーが知っておくべきことは案外たくさんあります。

なんとなく最強馬づくりにおいて大事そうではあるけれども、ほんとのところはよくわかっていないものの1つが「脚質」です。

配合して生まれてくると、大体が「差し」、たまに「追い込み」や「先行」が生まれてきますが、どの脚質を選ぶべきかはポイントがあります。

実は、以前の公開生放送「スターホース情報局」でも脚質について解説されていたことがあるくらい、脚質をどうするかは侮れない話なのです。

今回、脚質の基本とともに選び方を解説したいと思います。

 

オッズにも影響する脚質

 

・脚質とは?

まずは脚質の重要性について説明します。

そもそも、脚質とは、どのようなポジションでレースを進める競走馬なのか?を決めるもので、馬にどのような競馬をさせるか、という作戦みたいなものです。

基本的なものとしては、

■逃げ:スタート直後から先頭で走り、そのまま粘り込みを図る

■先行:逃げる馬を見ながら、前目のポジションで押し切りを図る

■差し:やや後方のポジションで足を溜めながら、徐々に進出を図る

■追い込み:レース中は最後方あたりのポジションでやり過ごし、勝負所で脚を爆発させる

 

の4つから選ぶことになります。

脚質は、調教のメニューにある「極秘調教」によって、上記の基本4脚質から選択しなおすことができます。

 

・オッズにも影響

以下のスライドは、2月に放送されたスターホース情報局の中で脚質について特集されたときの説明スライドです。

(出典:第4回スターホース情報局)

ここで注目したいのはレースの馬場や距離等と並んで、「その馬の脚質」があり、「レースで発揮できる能力」に影響を与え、それが最終的に単勝オッズに反映される点です。

脚質により、「どの適性が重要か」が変わる、という説明は言い換えれば、自馬のパラメータにあった脚質を選ぶ必要がある、ということでもあります。

 

パラメータと脚質の関係

・根性と瞬発パラの影響

まずは以下の説明スライドをご覧ください。

(出典:第4回スターホース情報局) 

スライドの中でも強調されていますが、「特殊脚質は最大値が高い」というのはあくまで一定の良パラならという話です。

パラメータはD<D+<C<C+<B<B+<A<A+<S<S+<SS  

と11段階であることを考えると、仮に自在脚質で根性と瞬発が両方Bだった場合は(5×4)+(5×4)で40%となり、こうなると固定分がある普通脚質のほうがいい?ということになるかもです。

 

一方、両方Sだった場合は、(5×8)+(5×8)で80%となり、こうなると通常脚質よりの限界値よりも高い計算になりますね。

 

また、追込脚質は根性が全く影響しないというのは興味深いところです。

 

・スタートパラの影響

これも説明スライドをご覧ください。

(出典:第4回スターホース情報局)

前にいく脚質ほどスタートが大事、というのはその通りなんですが、脚質によって固定分があるのがポイントです。

 

大逃げと逃げは固定分がゼロなのに対して、追込に至ってはスタート適性による影響がゼロです。

追込の固定分は70と高めであり、逃げでこの固定分を凌駕するためにはどのくらいのパラが必要かを計算してみました。

逃げはSSパラで95という設定になっています。

つまり1パラにつき、9.5変動しますので、Sパラで76、A+では66.5です。

逃げはSパラ以上ないと、追込に対して優位性を発揮できないことになります。

ちなみに、固定分が50ある自在でスタートがAならば80になるため、これでようやく追込の固定分を上回ることができます。

 

■大逃げで瞬発Sの追込を凌駕するには?

ここまでのイメージを踏まえ、もう少し具体的な検討をしてみたいと思います。

8月の20周年記念ガチャで大逃げ脚質の馬を生産できるオルコックアラビアンが登場したことで、にわかに盛り上がっている大逃げ脚質。

もしも、追込よりも優位性を得るためにはどのくらいのパラが必要なのかを計算してみます。

 

追込は瞬発に全てを注いでくるでしょうから、Sパラくらいはあると想定します。

Sパラの追込は、根性・瞬発面で固定分20に変動分40(8×5)が加わり、60となります。

これに対して、大逃げの根性A 瞬発Bとした場合、根性ボーナス48(6×8)に瞬発ボーナス(4×3)が加わり合計で60で同点となりました。

この結果を踏まえると、根性がA以上あれば最大値の高さを生かして、基本脚質の馬を凌駕できそうな感じです。

 

一方、スタート面では、先に書いたように追込はすべて固定分70です。

大逃げはMAX値が100で固定分なしですから、A+で70となります。

A+からSへ1段階上げるだけで10ポイント得られますから、スタートパラはとにかく大事です。

総合すると、大逃げ馬の場合、根性A、瞬発B、スタートA+、このくらいのパラが一つのベンチマークになるでしょう。

 

■その他の脚質の留意点

ここまで、自馬パラと脚質の影響について説明してきましたが、出走メンバーの脚質バランスであったり、枠順といった外的要因も影響するようです。

(出典:第4回スターホース情報局)

上記の中で案外、影響が大きそうなのが「逃げタイプが多い場合は追込タイプが有利」(逆も同様)であるという点です。

 

パラメータと脚質の影響で語ったように、基本的にパラとか面倒な人は瞬発だけアップさせて追込を選びたくなる仕様になっています。

また、後ろから競馬して脚を伸ばして前をとらえる競馬は仮に負けたとしてもレース観戦として満足度が高い一方、逆にずるずる下がる自馬を見たくないですし、最後に他馬に抜かれるというのは見ていて気分のいいものではありません。

つまり、プレイヤー全体としては、差しと追込を選びがちになるのは自然の摂理です。

となると差別化するならば、前で競馬できる馬づくりになってくるかもしれませんね。

では。

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