昨日13日はスターホースシリーズ20周年の記念すべき日でした。
ただ、肝心のスタホ4は4月に育成に関する不具合(いわゆるアッパーバグ)を起こし、コロナウイルスによる緊急事態宣言で4月から5月にかけてゲーセンの稼働がストップするなどゴタゴタ続きでした。
7月28日に大型アップデートを迎えるわけですが、現在のゲームバランスは調教しても継承しても強くならない人は強くならない、という恐ろしいものになっています。
もちろん、現在の仕組みを理解したうえで、しかるべき手間とお金を投じて強くなっている人は強くなっています。
手間だけかけても、お金だけを投じても、やり方を間違えると育っていかない、というのが現状です。
ここで「やり方」と言いましたが、それも手探り状態であり、ものによってはシステムの不具合でうまくいっている可能性もあり、私もブログで書くことが躊躇われます。
※以前書いた記事も、結局育成バグが影響し万人に通じるものでなかったうえ、修正されて通用しなくなりました
具体的な育成方法について書くことは現時点でできませんが、育成に関する最近の問題意識をつらつらと書こうと思います。
※おそらく時間の経過とともに、内容が陳腐化する可能性が高いため、しかるべきタイミングで削除すると思います。
■育成におけるハードル:Sコメループ
普通にプレイしていて感じるのは、愛馬が強くなっている、素質がアップしている感じがあまりしないという点ではないでしょうか。
生産時の演出はサラコメ級と言われる桜吹雪~紅葉~ストップウォッチ(12秒)はおろか、竹林~雪~崖吠えの演出すらなかなか出ません。
(Sコメループを繰り返してよくわかったのは、竹~雪~崖はサラコメでない馬でも出る演出で、強めのSコメが確定するくらいの期待値です)
来る日も来る日も生産者引き(いわゆるおっさん引き)やファン見せ、せいぜい花畑ジャンプという演出(笑)。
(まれにおっさん引きなのに、サラコメ級や怪物コメ級の馬がいるので要注意です)
そして、条件後に出るコメントは、潜在コメかSWBCコメばかり(笑)。
これが人呼んで“Sコメループ”です(笑)。
このSコメループがなかなかクセモノで、下手を打つと何代継承を重ねていこうと抜け出せません。
このSコメループを抜け出し、「サラコメ」に到達することが育成におけるハードルになっています。
このハードルの高さは、人によって異なります。
その最大の要因は株券パワーの差です。
始祖UR+++(5000枚)を組み入れた3代血統表配合で2万枚を超える配合と、SSR(750~1000枚)を数枚入れるのがやっとの5000枚配合とでは、素質の上がり方が違います。
初代で生まれる馬の素質の差はさほどでもありませんが、2代目、3代目と重ねていくにつれ、差が開いていきます。
参考までに全国屈指の育成廃人youtuberアカタクさんの動画をご覧ください。
C回し3代目でサラコメになっています。
この動画の趣旨からすると、もっと上の素質が焦点になっているので、さらっと流されていますが、普通の人は自然とサラコメになっている点に驚くのではないでしょうか。
これを株券パワー無しにやろうとすると、そうそう3代目でサラコメはできません、というかC回しではサラコメにならない人も少なくないと思います(笑)。
上位プレイヤーと同じやり方を真似ても、配合枚数が変われば通用しない可能性がある、という点は認識すべき現実なのです。
■Sコメループを脱出するための方法論
Sコメループを脱出するやり方はいろいろ考えられます。
・株券を強化する
→わかりやすいのは、3代目血統表配合で8枚の株券で25000枚入るくらいまで(=アカタクさんクラスまで)課金をして株券を強化するという手です。
恐らく3大始祖株券を手に入れたうえで60万円くらいかけたら実現するかもしれません。
この強力な株券パワーなら、アカタクさんの動画を踏まえてC回しをしていくとサラにちゃんと届くと思います。
でも、それができる人はすでに実践しているわけですし、私を含めなかなかそこまで課金できない人も多いかと思います。
・大爆発配合でサラコメの壁を超える
→以前、当ブログでも紹介しましたが、大爆発配合を活用すれば、継承型レバレッジがかかって、配合枚数の割に強力な馬を生産することができます。
ただし、相当数のハズレ馬を抹消する手間が発生する上、初期に得られる株券をちょっと強化したくらいの配合(5000枚)ではSコメループを抜け出すほどの火力はありません(笑)。
・同レベルの素質馬の自家製配合を繰り返す
→このアプロ―チは、以前紹介したキミドリさんと同じ考えです。
素質を削りすぎることなく確実に恩恵を積んでいき、同じレベルの素質馬を組み合わせて、火力を2倍にすることでループを抜け出そうとするものです。
ただSコメとSコメを配合すればループを抜け出せる、というような生易しいものではありません。
時間とメダルはかかりますが、確実なやり方ではあります。
・強い恩恵を得る
→これは大爆発配合による継承型レバレッジと同様に、強い恩恵(リターン)を得ようとすれば、残素質を削るリスクもありますものの、継承効果の高い勝ち方をすることで強い恩恵を得るというものです。
Sコメクラスの素質馬はどのくらいの恩恵を得るとサラコメを突破できるほどのパワーになるのかはいまだ謎のままであり、私のブログでも今は解を見せることはできません。
大事なのは、Sコメからサラコメの間にある分厚い壁をぶち破るには勢い(=火力)が必要だという点です。
その火力の得方が株券パワーや継承型レバレッジ、自家製同士、強恩恵などのいろんな手段になるわけです。
また、無理な格上げ挑戦はしない、極端な格下げでオッズを出したりしない、トレセンで楽をしすぎないなどのNG行動を避けることも重要ですね。
■Sコメループ突破の難しさはずっと続くのか?
現状のサラコメが遠い状況は、スタホ4リリース直後の2019年12月初期を思わせます。
当時もSコメばかりで、なかなかサラコメクラスの馬を生産することは容易くありませんでした。
育成バグを経て原点回帰した、という見方もできますが、違う見方もできます。
それは、育成不具合で市中に電子メダルが出回りすぎた状態なので、そのメダルを回収するために引き締めるために育成しづらくしている、という見方です。
育成不具合では、怪物を生産できる状態になっていた人を筆頭に、全体的にプレイヤーがメダルを得やすい状況になっていたのは事実です。
人によっては相当数の貯メダルがあると考えられ、これらのメダルがある程度回収されなければ、新規のメダル貸出が見込みづらくなってしまいます。
(馬券BETで溶かしてしまう人は別、笑)
私の周りでも、今のレートは育成するのに厳しすぎる、という声をよく聞きます。
このような締め付け目的が行き渡りすぎたメダルを回収するためだとすれば、その目的(一定のメダル回収)が達成された段階で、素質が上がりやすくなるなどの緩和もまた考えられます。
それを是正するタイミング7月28日になるかもしれませんし、当面は厳しい状況が続くかもしれません。
個人的には、今のゲームバランスはストレスが大きすぎるので、次回のアップデートで調整してほしいものです。
では。