血統配合理論解説

モモマルのスタホ4配合理論解説(マイナーライン=零細血統活用編)

スターホース4(スタホ4)から新しく導入された配合理論がいくつかあります。
そもそも、配合理論は、適性(パラメーター)が高い仔馬を誕生させるための方法であり、大きく4つあるといわれています。
・インブリード
・ラインニックス
・ラインエレメント
・マイナーライン

上記のうち、今回は「マイナーライン」について特集します。

この配合理論はラインニックス同様に知らない間に使っているものですが、発生条件を理解し、意識的に使っていけば適性パラの底上げにつながっていきます。

【重要】

8月31日のアップデートで、以下のような画面で、「ラインポテンシャル」という枠に超零細血統/零細血統という情報が出るようになっています。

これはこの記事で説明しているマイナーラインが血統表内にどれくらいあるのかを示すものです。

 

公式放送からの情報の整理

マイナーラインについて、その存在が初めて明らかになったのは、1月の公開生放送のときでした。

そこで岡林ディレクターが語った内容をそのまま記します。

4代前の16頭のラインに注目するんですけど、全国のスターホース4であまり使われていないライン、それが入っていると適性に対して好影響が出ます。

ランキングのマイナーサイアーライン、マイナーファミリーラインで先週の10位までに入っている、トップ10ならぬ、使われていない10。
(中略)3位以内に入っているマンノウォー(当時の順位)より上は特に効果が高いです。ライン2本分くらいの数え方をします。倍ですね。全部で8本あると、マイナーラインとしては最高評価になるんで、この辺りも注目してみるといいかなと。

参照元:第3回スターホース情報局!

押さえておきたいポイントは
■4代前の16頭のライン
■(マイナーランキング)先週の10位以内
■8本入れば効果最大でワースト3は倍の効果
という部分ですね。

マイナーライン理論を発生させる具体的なイメージ

このマイナーライン理論の発生条件を踏まえて、実際にどのように使っていくかの具体例を示していきます。

下の図は、アメリカンボス、スイープトウショウ、アドマイヤオーラ、アイリッシュダンスの2代前血統表配合で生産する際の血統図です。

今回解説しているマイナーラインの「4代前の16頭」というのは、一番右の「4代前」として並んでいる、ミスタープロスペクター、ミエスク以下、マイピューパまでの16頭です。
この16頭の系統がマイナーかどうかがポイントになるのです。
ちなみに、どの系統がマイナーなのかは先週のランキングで変動します。
参考までに3月8日までのランキングでは、サイアーライン、ファミリーラインのマイナー部門は以下のような状況でした。

提示しているケースだと、赤点線で囲っているダンシングブレーブの「リファール系」、カーリアンの「ニジンスキー系」、セブンブリッジの「チューベローズ族」、リファールの「リファール系」の4本が該当しています。
先週のワースト3は、牡馬が「オルコックアラビアン系」「マンノウォー系」「ノーザンテースト系」、
ファミリーラインが「グレイハウンドメア族」「ビディ族」「プリンセス族」でした。
残念ながらこのあたりの血は含まれていません。
8本が最高効果で、4本あることがどれだけの効果があるのかは??ですね(笑)。
また、もしかしたら、重複しているリファール系は1本として数え、3本扱いかもしれません。

まとめ

マイナーライン配合とは、
4代前の16頭のラインを対象に、
(マイナーランキング)先週の10位以内の血が入っているかどうかで発生が決まる。
マイナーの血が8本入れば適性パラへの効果最大となる
(ワースト3は倍の効果)
というものでした。

ラインポテンシャルの枠で、超零細血統と示されているのは、マイナーランキングトップ3に入った系統のことであり、2本分になるようです。

生放送でも語られていますが、新しい系統の株券が出た場合、その週の時点ではまだマイナーであることがあります。
例えば、3月10日に発売になったカレンチャンは、セドバリーロイヤルメア族は先週時点では5位とマイナー扱いですが、今週のランキングをみると、8位までマイナー度が下がってきており、来週の月曜日にマイナーライン効果を受けられるかは怪しい状況です。

この辺り、マイナーランキングを見ながら、配合を調整していくことも考えられますね。

また、この理論を考えると、グレイハウンドメア族(先週のマイナーランキング2位)のアメリフローラを母に持つグラスワンダー、牝馬ならノーザンテースト系(先週のマイナーランキング3位)が父系のメジロドーベルは、マイナーライン恩恵を受けやすいため、見た目のパラ以上に仔出しがよく感じるかもしれませんね。

今後はこの辺りを株券評価や配合テンプレに織り込んでいきたいと思います。

では。

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