コロナウイルスの感染拡大にともない、モモマル厩舎もほぼ稼働を止めました。
東京都から自粛要請がある中で、私が厩舎運営を進めて、情報を更新していくということは、自粛中でもスタホプレイを推奨しているように受け止められかねないと判断しました。
この自粛は2週間もすれば解放されるのか、ゴールデンウィーク明けまで続くのかわかりません。
しばらくは、ウイニングポスト9でもやろうと思っています。
都内近郊にお住まいの方で、この自粛期間中、少しでも何かをしておきたい、という方もいらっしゃるかもしれません。
そういう方向けに、私が自家製で作成した血統表配合シミュレーションシートを共有したいと思います。
このシートは、どのような株券をセットすると、次世代にどのようなエレメントが継承されるのか、をシミュレーションするものです。
私は、初代から3~4代の配合を考えるのに役立てています。
ダウンロードは以下からどうぞ(すべてEXCEL形式ですのでご注意ください)。
この記事では、シートの使い方を説明していきます。
(↓二代目をP1C7で作成する場合のシート)
P1C7配合用シミュレーションシート (3644 ダウンロード)
(↓二代目をP1C6で作成する場合のシート)
P1C6用シミュレーションシート (824 ダウンロード)
(↓二代目をP1C4で作成する場合のシート)
P1C4用シミュレーションシート (968 ダウンロード)
■シミュレーションシートの使い方(基本操作)
ファイルを開くと、ちょっとごちゃごちゃした情報が出てきます。
一番上にある血統表が初代を作成するためのシートになり、その下にあるのが2代目作成用、その下にあるのが3代目作成用になります。
右側には、株券一覧表がありますが、ここはいじらないでください。
(エクセルに詳しい方は、ここを更新すると新しい株券をアップデートして使うこともできると思います)
このシミュレーションシートで触るのは、下の図にある通り、馬名のところだけです。
この馬名の欄の右下?を選択すると、右側にある株券一覧から馬名を選択できるようになっています。
株券を選ぶだけで、自動的に、その株券のエレメントを呼び出すようになっていて、初代8頭分をセットすると、合計のエレメントが自動で計算される、という仕組みです。
初代のシミュレーションを踏まえ、二代目をどうするか、というのも当然考えたいところなので、その初代をさらに血統表にセットしたうえで、二代目の配合を考えられるようにもしています。
■シミュレーションシートの使い方(初代設定編)
実際にどういう風にシミュレーションしていくのかをお示ししていきます。
馬名の部分を消去する必要はないんですが、わかりやすいように、馬名は全部消した状態にします。
まずは一番上(父父父)のところにグラスワンダーをセットします。
こんな感じになります。
続いて、その下(父父母)のところにローブデコルテをセットします。
その要領で、8頭分全部セットしたら、以下のような感じです。
合計エレメントをみると、右が4なので、あと1つ積み上げたらラインエレメントのボーナスを得られる5に到達するのがわかります。
右回りを強調する配合にするなら、ゴドルフィンバルブをパイロやフラットビッキーに入れ替えると右5になりますし、芝を重視するなら、同じくゴドルフィンバルブをアドマイヤオーラと入れかえると芝が5になることをシミュレーションできるわけです。
■シミュレーションシートの使い方(二代目設定編)
ここからは二代目以降のシミュレーションの仕方について書きます。
作成した初代Aが牡馬の場合は、二代目部分の左側を使い、牝馬の場合は右側を使います。
ここでは、初代Aが牡馬となり、自馬と株券を7枚使うP1C7配合をすることを想定します。
(ダウンロードファイルP1C7を使ってください)
P1C7配合用シミュレーションシート (3644 ダウンロード)
初代Aが一番上の位置(父父父)となり、初代の血統エレメントが反映されますから、あとは、その他の7つの株券をセットするだけです。
そうすると以下のように二代目B馬がどういうラインエレメントになるのかというシミュレーション結果が出てきます。
※注意点:初代Aを父父父、母母母の位置以外に配置したシミュレーションはできません
■シミュレーションシートの使い方(3代目設定編)
さらに、2代目B馬を父もしくは母とし、3代目C馬を生産する際のエレメントをシミュレーションするところまではできます。
二代目配合がP1C7の場合は三代目配合をP1C6、
二代目配合がP1C6、P1C4の場合は三代目配合をP1C4、
とするシミュレーションになります。
(もしも、三代目もP1C7とする場合のシートが必要であれば個別にご連絡ください)
3代目設定までつくってはみたものの、3代となると、初代が牡馬か牝馬か、そして二代目が牡馬か牝馬かで血の残り方のシミュレーションが複雑になるため、初代が牝馬となった場合の3代目配合シミュレーションまではできない状態です。
また、これは全体に言えることですが、血が濃いがゆえに危険配合となり配合不可となるケースかどうかを判別はできない点は注意してください。
特に、母父サンデーサイレンスという血統背景のフサイチパンドラやサクセスブロッケンなどは危険配合になることが往々にしてあります。
ラインエレメントの配合理論については以下をご参照ください。
最後になりますが、このデータは個々人で試すだけにとどめ、知り合いにデータを直接配布することはご遠慮ください。
このシミュレーションシートにより、血統に対する皆さんの関心がさらに高まればうれしい限りです。
PCのエクセルソフトで操作するのに適した形であるため、スマホアプリ等ですとうまく動かせない、見づらい等あるかもしれません。
お手製のシートなのでその点は何卒ご容赦ください。