スターホースの動画というと、インテルさんやホノボノ競馬ラボなどが有名で僕もよく見ます。
その中で、以下の動画を興味深く見ました。
国内初代ミサイルを簡単につくる、という内容ですが、4頭だけのシンプルな血統表配合でつくれるというのがポイントですね。
ここで紹介されている4頭はなかなか理にかなった馬たちでした。
確かに3代前の位置に8頭をセットする血統表配合って難しいですし、2代目の位置に配置して簡単かつ安価に配合したい、という人は少なからずいそうですよね。
今回の記事では、血統表配合で2代目の位置に配置しても効果を発揮する株券とそれをつかった配合パターンを解説したいと思います。
目次
■2代目にセットして意味のある株券の特徴とは?
まずは2代目に配置して輝く株券とそうでない株券は何が違うのかについて説明します。
特に影響を与えるのは、以下の点です。
・その株券の血統内のラインニックスの所持数
・その株券の血統内のマイナーラインの所持数
です。
ちなみに、冒頭で紹介したEtoile Cecilさんの動画で紹介されていた株券(イブキパーシヴ)と2代目に配置しても微妙な株券(ラヴェリータ)を例に出しながら解説していきます。
イブキパーシヴ VS ラヴェリータ
まずはイブキパーシブの血統表をご確認ください。
※上の血統表にニックスが発生している組み合わせは黄色ラインを引いています(3代前まで)
1つ目のポイントは、1代前でニジンスキー(NS)系×カナリーバード(CB)族というニックス、さらに2代前でグレイソブリン(GS)系×CB族、NS系×ペネロペ(PE)族というニックスを所持している点です。
また、2代前で登場する血をみると、マイナーランキングトップ3になることも期待できるNS系に加え、CB族とペネロペ族も上位10に入ることの多い血が散りばめられている点も重要です。
もちろん、零細判定されるかはその時々の流行に左右される点には留意が必要です。
こうした背景から、2代前の位置にイブキパーシブを配置すると、現時点では2~3本の零細本数が期待できるうえ、ラインニックスの点も4点(=満点)が入るというきわめて優れたセッティングとなります。
一方、ラヴェリータのファミリーラインであるピピンペグズダム(PP)族自体は非常に使い勝手の良いファミリーラインであり、株券はR級までしかいないのにも関わらず、メジャーランキングのほうに入るラインでもあります。
ただ、このPP族の代表株券であるラヴェリータ自体は2代目に置きづらい血統背景です。
以下の血統表をご確認ください。
1代前は、ミスタープロスペクター(MP)系×PP族は非ニックスであり、2代前でもMP系×PP族、MP系×レイトンバルブメア(LV)族のいずれも非ニックスとなっています。
さらに2代前に入っている4つの血を見ると、MP系、PP族、LV族の3つはいずれも主流血統と言ってよく、零細判定が期待できません。
ラインニックス面、マイナーライン面のいずれも優秀だったイブキパーシブとは対照的であり、こういう馬は3代前の位置で使うならまだしも、決して2代前の位置に配置すべきではありません。
■2代目にセットして輝く株券ラインアップ(牡馬編)
御託はこの辺までにして、具体的にどの株券が2代目において引き立つのかを具体的に挙げていきます。
※以下の血統表画像でニックスが発生している組み合わせは黄色ラインを引いています(3代前まで)
○ホークスター
MAX2500枚で、フサイチパンドラ、スイープトウショウ、メジロドーベルという株券パワー押しの牝馬たちとニックスを形成するため、愛用者は多いかと思います。
実はこの馬、2代前の位置に置くと、父方からひょっこり超零細のワグテイル族に加え、ボールドルーラー系が顔を出します。
○ニッポーテイオー
株券を持っていないので画像で示せませんが、
リファール系×マザーウェスタン族と零細を狙える血同士でニックスになるうえ、2代前の位置に置くとバードキャッチャー系の血が生きてきます。
○ジャスタウェイ
これもEtoile Cecilさんが紹介していた馬です。
父母でニックスが入るうえ、2代前でもニックスが入り、バートンバルブメア族とバードキャッチャー系は零細に入ることもあるのがポイントです。
MAX2500枚まで成長する点とこの血統背景を考えると、サンデー系の中で使いやすさNO.1かもしれません。
○ウォーエンブレム
この馬はグランドマスターズで顕彰馬入りしたり、チェックポイント通過で獲得できる株券ですが、血統構成面ではなかなか優秀です。
ケードメア族はたまにマイナーランキング10入りすることもありますし、2代前に配置するとバードキャッチャーの血が現れます。
〇ペルーサ
ニックスは父母で入り、UR1500枚までしか成長しないので使う人はあまりいないかもしれません。
ただ、2代前に配置すると、超零細が濃厚なプリンセス族の血が現れます。
使い勝手が良いとはいえませんが、この馬がフィットする場面はあるかもしれません。
〇ファストタテヤマ
この馬に至っては、初期レアリティRで最高でもSSR750枚しか伸びない株券ですが、セントサイモンの血を2代前に持ち、ニックスの入り方も優秀です。
セントサイモンがマイナーランキング入りしているときならば、組み込む余地があるかもしれません。
〇スターマン
この馬もSSR750枚しか伸びませんが、レアなセントサイモン系であり、さらに2代前の位置に配置すると、マイナーファミリーラインとトウルビヨンの血が出てきます。
2代前に配置して零細ポイントを積み上げたいときに有効な1頭です。
〇バランスオブゲーム
1代前のニジンスキー系とペネロペ族はそれぞれマイナーランキングに入ることの多いマイナーの血であり、それ同士がニックスという点ではニッポーテイオーと同じパターンです。
普通に3代前の位置に使っても有用性は高いですが、2代前の位置においても、セントサイモンの血が現れます。
○
■2代目にセットして輝く株券ラインアップ(牝馬編)
牝馬のほうもピックアップしていきます。
※以下の血統表画像でニックスが発生している組み合わせは黄色ラインを引いています(3代前まで)
○イブキパーシブ
すでに上の項で解説した通り、ニックスポイント、零細ポイントの両方を積み増せる素晴らしい血統背景を持っています。
ただ、枚数がSSR750枚までしか成長しないことが最大のネックですね。。。
○シンコウラブリイ
この馬はバイアリーターク系を軸にした枚数パワー押しの株券デッキの一角になるほか、ナスルーラ系を軸にした逃げ血統ビルドでも使える汎用性の高さがあります。
そして、普通に3代前に配置して使うことのほうが多いと思いますが、ペネロペ族がマイナーに入っている際には2代前の位置においても悪くないです。
○キョウワホウセキ
これもEtoile Cecilさんが紹介していた馬です。
トウルビヨン系が1代前にあるのは零細ポイントを得られやすい形ですし、2代前の位置に置いてバードキャッチャー系があるのもいいですね。
○ネームバリュー
10月時点で金の蹄鉄で交換できる株券ラインアップに入っている1頭です。
マンノウォー系もチューベローズ族もマイナーランキング入りが期待できる血でなおかつニックスとなっているパターン。
さらにこの馬は、2代前に置いてもボールドルーラー系の血まで現れます。
ナスルーラ系軸でなくても手元に置いておきたい1頭です。
〇ネレイデ
UR++3000枚まで伸びる言わずと知れた名株券。
2代前に置いてもニックスポイントは満点入るうえ、バードキャッチャー系の血は零細ポイントを得られる可能性があります。
〇カレンチャン
UR2500枚まで成長する株券ですが、ネレイデと同様に2代前の位置に置いてニックスが満点入りつつ、バートンバルブメア族の血があり、これが零細ポイントを積める可能性があります。
また、セドバリーロイヤルメア族自体が、マンノウオー系、トウルビヨン系、サドラーズウェルズ系というマイラーランキングの常連たちと相性が良いというのも好材料ですね。
では。