スタホ4の稼働から1カ月が経ち、スタホ3の厩舎で素質を貯めこんでスタートダッシュを決めれなかった、僕のような新規厩舎でも、そろそろ海外G1への挑戦を考えるころ合いではないでしょうか。
レース勝利でもらえる株券もあることから、ずっと素質を貯めこむよりは、こまめに発動してどんどんステップアップしていくという考えもありますしね。
さて、スタホ4では海外G1の数が増えたうえ、G1以上になると適性(パラ)の重要性が高まる、という風に公式から見解が出されています。
(育成のバランスについて)適性が非常に重要になっています
(レースのバランスについて)SH4では、国内G1までと、海外G1以上ではゲーム性が大きく異なります。適性が重要ですが、特に海外G1以上では顕著になります。したがって、海外G1以上では馬の素質だけではオッズが頭打ちになります。
出典:開発だより(9/19)
ここでいう「適性」とはコースの特徴にあったパラメータということになるんでしょうが、そもそも海外の競馬場ってどんな適性が必要なんでしょうね。
今回の海外競馬場はこんな感じです。
□アスコット競馬場(キングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス、クイーンエリザベス2世ステークスなど)
□ロンシャン競馬場(凱旋門賞、オペラ賞など)
□シャティン競馬場(香港カップなど)
□メイダン競馬場(ドバイワールドカップなど)
□ラスベガス競馬場(WBCクラシック)
□カイロ競馬場(WBCダート)
□サンモリッツ競馬場(WBCアイス)
□ホノルル競馬場(WBCロング)
そのうち、公式データが公開されるかもしれませんが、一足先に実際の競馬場のデータやレース映像を参考にしながら考察していきたいと思います。
右回りと左回り
これは競馬場をよく知らない人でもわかりやすい適性ですね。
右回りの競馬場が多めで、左回りを挙げると以下の通りです。
□メイダン競馬場(ドバイワールドカップなど)
□カイロ競馬場(WBCダート)
□サンモリッツ競馬場(WBCアイス)
ドバイとカイロ、さらにはSWBCダートと「ダート戦」は左回りというイメージがありますね。
(日本でも中央G1のフェブラリーステークスとチャンピオンズカップは左回り)
スタホ4では登場しませんがアメリカの競馬場はだいたいが左回りです。
直線のコースはどうなんだ?
という問題があります。
例えば、WBCクラシックもそうですし、アスコット競馬場で行われるクイーンエリザベス二世ステークスも直線です。
こういうコースはコーナリング性能が要求されないので、右回りや左回りパラは参照されないってことでいいんですかね。
よくわかりません。
坂
ここからだんだんとややこしくなります。
スタホの世界において「坂のあるコース」とは直線に坂があることを意味していることが多いです。
京都競馬場は、第三コーナーからアップダウンがありますが、直線で坂がないので「平坦」扱いになっています。
ここで問題なのはロンシャン競馬場やアスコット競馬場のような欧州コースは坂が求められるのか?という点です。
JRAの公式ページで凱旋門賞のコースについて以下のように解説されています。
凱旋門賞は芝2400メートルの外回りコースを使用して行われ、レースはスタンドから見て左奥にある赤い風車の付近に置かれたゲートから発走する。スタート直後はおよそ400メートルを平坦に走り、向正面では最大斜度2.4パーセントの上り坂が続く。3コーナーを過ぎてから下りに転じ、1000メートルから1600メートル付近までは600メートル進む間に10メートルを下がるコース設計になっている。その後、フォルスストレート(偽りの直線)と呼ばれる直線を250メートルほど走り、実際の直線は平坦でその距離は東京競馬場とほぼ同じ533メートルだ。
出典:JRA公式サイト 海外競馬発売 競馬場・コース紹介
道中はキツめのアップダウンがありますが、直線は平たんなのでどうなんでしょうね。
なんとなく坂適性が求められそうなイメージを持っていましたが、実際はどういう扱いになっているのか気になるところです。
一方、アスコット競馬場について詳しく書いてある記事も見つけました。
コースは長い直線を3つのコーナーでつないだ三角形をしている。右回りで1周約2800m、最終コーナーからゴールまでの直線は約500m。向正面が三角形の頂点付近は“スウィンリーボトム”と呼ばれるコース最低地点。そこから最高地点のゴールポストまでの高低差は73フィート(約22.25m)と、東京競馬場(2.7m)の8倍以上もある。
古馬の代表的なレースであるキングジョージ6世&クイーンエリザベスS(2400m)、プリンスオブウェールズSとチャンピオンS(2000m)はゲートからスウィンリーボトムに向かって下り坂が続くため序盤の乗り方が非常に難しい。400mほど続くカーブを抜けて次の直線(オールドマイルコース)に合流すると、束の間の平坦を挟んで残り1200m地点から上り坂に差し掛かる。そこから400mを進む間に、踊り場を挟むようにして二段階の坂を上り最終コーナーへ。カーブの途中が残り600mの仕掛け所で、ゴールまで緩やかな上り坂が続く。
出典:JRA-VAN 競馬場紹介
アスコット競馬場は確実に坂適性を要求されそうな感じです。
キングジョージ6世&クイーンエリザベスステークスやチャンピオンズステークスに出走させる馬は、遠征と右回りパラはもちろんのこと、坂パラを意識したいところですね。
ちなみに、メイダン競馬場とシャティン競馬場は坂のない平坦コースです。
架空の競馬場と小回りほか
架空の競馬場コースで気になるのはSWBCクラシック?が開催されている極東競馬場です。
海底神殿を通る2000mのコースは、地上から海底に潜り、そこから地上へ浮上するという難コース。
昔、スタホ3時代に「スタホコラム」なるものがありまして、そのコラムの中で極東競馬場が特集されていました。
僕の手元メモによると、「標高差15m」とあります。
ちなみに中山競馬場の高低差が約5m、ロンシャン競馬場もコース全体の高低差が約10mであり、これをさらに上回る上り坂が第四コーナー入り口にあるのです。
ただ、この極東競馬場の海底神殿コースがどのくらいの坂レベルなのかは?です。
今回、さまざまなコースのSWBCができた分、このコースで走る馬は坂パラを意識したいところですね。
このほか「小回り」や架空の競馬場についても考察したいところですが、今日のところはここまで。